レース後半にさしかかった1時間半後の現地の気温は33℃だったようで、スタート時の26℃から7℃も上昇していたという。
レースはトラック勝負となり、バーレーンの選手が井上に接触して転びそうになっていたが、外側のレーンで前を走っていた井上に瑕疵はなく金メダルが確定した。バーレーンの選手は、疲労感があり足取りもおぼつかなかったと思う。
それにしても、優勝タイムが2時間18分22秒という低調な記録で、優勝を喜べるのかというレベルではある。高温の条件下では致し方ないが、2年後の東京オリンピックは、ジャカルタ以上の高温の可能性がある。東京の気候がこんなことになるとは、想像だにしなかった。
とりあえず日本代表の金メダルは、良きレースであった。