《同性カップルを念頭に「彼ら彼女らは子供を作らない、つまり『生産性』がない。そこに税金を投入することが果たしていいのかどうか」と行政による支援を疑問視した。人権意識を欠いた記述だと批判が上がっている。寄稿は18日発売の月刊「新潮45」が掲載。「『LGBT』支援の度が過ぎる」と題して、「『常識』や『普通であること』を見失っていく社会は『秩序』がなくなり、いずれ崩壊していくことにもなりかねません」などと主張した。》
同性カップルでなくとも、子どもを持たない、あるいは持てないカップルも彼女にしたら「生産性」がないということなんだろう。その「生産性」という概念はなんじゃ?脳みそ腐っとるんじゃないか?と、直ちにツイッターでは炎上していたが、杉田は自民党では自分の考えは大臣クラスから追認されているとしていた。
しかし、当の自民党からは《「劣情を煽(あお)るのは政治ではなくて単なるヘイト」》と杉田に厳しい意見をする議員もあらわれ、杉田は自身のSNSで追認されていたとしていたツイートなどをすべて削除したという。
また、「ゲイと名乗る人物」から殺害予告メールが届き(わざわざゲイと名乗るとはまあ間抜けな人物!)、警察に届けを出したという。
殺害予告メールを出した犯人は許されるものではない。警察は安倍チルドレンが被害者なので、絶対犯人を挙げてもらいたい。そして不起訴などにならずに、裁判になればいいと私は思う。
被害者になったのはまことに気の毒だが、しかし、杉田に国会議員の資格はあるのかと問われれば、ないとしか言いようがない。まったくもって、何のために国会議員になったのか、意味不明である。中国地方選出の自民党の比例区候補者のトップに名を連ねて当選した人物らしいが、無能のサンプルのような人間で痛々しい。
朝日新聞は、毎日新聞に遅れること数日で、ようやくこの寄稿について記事にしたが、これから民放のワイドショーは大騒ぎするだろうか。豊田某のときはあれだけの時間を割いたのだから、あれほどインパクトはないしワイドショー的要素はないものの、杉田水脈をぜひ取り上げてほしいものだ。
そういえば、枝野の先日の国会演説の際に、ギャーギャー騒いでいて枝野に「水田さん(杉田の間違い)!」と名指しで咎めれれていたのも水田、いや杉田である。
今回のLGBTに関する寄稿と炎上がいい機会になった。ぜひ杉田に記者会見でも開いてもらって、「生産性」についてもう少し深いところまで話を聞いてみたい。日大のアメフト監督程度の人間だろうと、想像に難くないが、生で見てみたい。
納涼記者会見になりそうな気がする。