遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

献立の企画/夏の自由研究

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もう学校は夏休みに入っているのでしょうか。

最近は夏休みが短くなっているようですが、生徒はもちろん、先生のためにも夏休みは7月と8月の2か月間にするべきだと思います。休みが長くて夏の思い出も多く経験すれば、役立つ大人になれると思います。

ここ数日のような暑さは、殺人的です。

夏の高校野球は、今年が100回の記念大会ですが、予選も本大会も屋根のある球場で行うか、もしくは秋の大会に変更すべきでしょう。6月予選で、9月の本大会でもいいんじゃないでしょうか。今日もどこかの野球部員が熱中症で搬送されていましたが、大事故が起きる前に、選手・審判・応援団・観客らのために、暑さ対策のための運営方針を立てた方がいいと思います。

大相撲の名古屋場所は、三横綱と一大関が休場していて、うち二横綱と新大関がけがで途中休場。重役と部長級が機能していない企業集団のように見えます。名古屋で前売り券を買っていたファンは、金返せという気分でしょうね。名古屋の土俵が合わないのか、暑くて体調管理が難しいのかもしれません。

西日本豪雨の被災地には、この猛暑の中、奇特なボランティアが出かけて行って復旧の手伝いをされているようですが、暑い中をまことにご苦労様です。私にはまねのできない尊いボランティアが各地から駆けつけておられて、そういうのこそ美しい日本だと感じます。政府は金も人ももっと出すべきじゃないでしょうか。有償で復旧に協力する人をどんどん補充してもいいかもしれません。

いま、訳あって、自宅で独り暮らしの私は、掃除・洗濯・ゴミ出しはもちろんのこと、自分の食事も自分で作っています。外食が面倒くさくて、適当に買ってきた食材をリンクしたレシピが必ずネットには紹介されていますので、それを見ながら自炊をしています。まるで夏休みの自由研究のようです。女房が自宅に帰ってきたら、私が献立の企画・立案・買い物をして、女房が作るだけに専念するというのも悪くないと思った次第です。

先だって某所で、エプロン姿の20人くらいのおじさんたちを発見して、「おたくらは何者?」とその一人に訊いたら、「男の料理教室の生徒」なんだというお返事。いまどき、習わないと料理ができない時代じゃないのに、自分を棚に上げて、ボランティアにでも行けよと思ってしまった。年齢を聴いたら私より10歳くらい上のおじさんだったから、ボランティアは無理だからカミさんの手伝いをして家庭内に居場所を作ろうというたくらみなのか、とにかく男の料理教室というコンセプトがよくわからない今日この頃であります。