日本は、労働時間に関するILO批准がまったくなされていない。それを補って余りある自国の労働法があるわけでもない。むしろ、高プロ制度が国会を通り、(労基法)三六協定(時間外労働協定)から外れる奴隷のような労働者を生み出そうとしている。
一方、おとなりの韓国は「夕方のある暮らし、生活の質の向上、余暇の増加を実現しよう」と、このほど労働法改正し週12時間を超える残業を禁止するという。
これは、文大統領の選挙公約らしくて、韓国は良き大統領を選んだと思う。
残業を青天井にすれば、国際競争力がつくと考える日本の頭からっぽの経営者はわんさかいそうで、自企業の内部留保の方が労働者の命や暮らしより大切だと考えているようだ。
ことほどさように、労働時間という一点をに焦点を当てただけでも、日本は沈没の道をたどり始めていることがわかる。
なにか、例えば地球はもうすぐ巨大隕石に衝突されて消滅するというような情報を、政府筋は持っているのだろうか。そうでないと、昨今の日本沈没への政官財のたわけた共振ぶりは説明がつかない。信じがたいほどひどいものだ。
もし隕石説などないのなら、「日本をむちゃくちゃにして、わしらだけが生き延びるんじゃ」ということなのか。莫迦の極みである。
■asuka@asuka_SGP
韓国政府発表📣
労働法を改正しました❗️
これからは、週12時間を超える残業は禁止します。
違反した事業主には2年以下の懲役か日本円で約200万円以下の罰金が科されます。
韓国国民は夕方のある暮らし、生活の質の向上、余暇の増加を実現しよう‼️ 🏖️ 🍻
by ムン・ジェイン大統領 ✌️
■弁護士 市橋耕太 @nukonekocat
日本労働弁護団の声明