大阪北部地震から6日たちましたが、まだ余震が続いており、先ほど震度3の揺れがありギクッとして飛び上がりました。まだ揺れに慣れていません、慣れることはないと思われます。
大阪北部では、まだ都市ガスが復旧していない5万世帯が不自由さを感じているようです。人間生活で最も重要な空気と水と火のひとつが欠けただけでも、不自由な生活を余儀なくされます。
奇特な経営者による無料の銭湯開放や、プールのような災害時用の風呂の設置で、不自由な生活を強いられている住民に感謝されているようです。
ところで、私たちは毎日のように風呂に入り洗髪をしているのですが、昔はそういう生活ではありませんでした。私の子どもの頃もそうでした。
上の画像は、花王のシャンプーの広告です。
左が1932年、右上が1935年で、右下が1965年のものだそうです。
1932年は、「せめて月二回は! 髪を洗ってください」です
1935年では、「ご洗髪は 一週一度!」で
1965年でようやく「夏の髪洗いは5日に1度!」になりました。
これはシャンプーメーカーの洗髪間隔・頻度を推奨した広告ですから、庶民の実際の洗髪頻度はもっと低かったでしょう。まあ女性は男よりくさくならないし頻度は低くてもいいでしょうけど、そういえば昔は女性にとって洗髪することはちょっとしたイベントだった、ということを思い出した今日この頃であります。
それでもう一つ思い出したのが、作家の五木寛之が、年に3回くらいしかシャンプーをしないというのを思い出しました。本人がそう言っていた映像も見たことがあります。
五木さん、そのふさふさした髪の毛でその頻度ですか?と、信じがたい近寄りがたい偉人であります。「せめて月二回は! 髪を洗ってください」。