遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

官僚は総理官邸のためのものではない

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働き方改革は、まず厚生労働省経済産業省パイロット実施せよ。省別の残業時間などのワースト3は上の画像の通り。

首相官邸から、落下傘のように馬鹿げた滑稽な政策立案が各省庁に降りてきて、どす黒いストレスを抱えたままで仕事を強いられている厚労省のキャリアやノンキャリアは、体力も精神状態もほぼ限界状態ではないだろうか。

取り下げになった裁量労働制を例に挙げれば、先に結果ありきなので「基礎データ」から導かれる結果に齟齬をきたすのは明らか。したがって、辻褄合わせのための捏造データをこしらえるのに汲汲としていたことがうかがえる。

厚労省のみならず、安倍とその周辺の官邸の邪悪さとセンスのなさに押し倒されて、各省庁はもう壊滅状態寸前なのではなかろうか。

とりわけ、厚労省の仕事は国民生活や国民の命に直結するものなのだが、官邸の方向ばかり向いているではないか。官僚は国民のためにあり、官邸のためだけのものではない。

ついでに言えば、ここに来て安倍政権の命運も尽きるのではなかろうか。私の身体の血の巡りが良くなってきたのは、ここ数日の陽気のせいだけではないような気がする。野党諸君におかれては、参議院予算委員会で政権にさらなる打撃を加えてほしいものだ。

嬉しい春になってほしいものだ。