裁量労働制とは何か
この中で「業務量については労働者には裁量がない」ということについて、職場で予想できる上司と部下のやり取りを3つ示してくれています。
('◇')ゞ「仕事終わったんで、定時前だけど帰ります!」
( ゜Д゜)「もう終わったの?じゃあ、次はこれやって」
( ;∀;)「え?でも・・・裁量労働なんで・・・」
( ゜Д゜)「あ、そう。業務命令を断るんだ。へー。」
(*_*)「やりますよ・・・」
( ゜Д゜)「おまえたちは、裁量労働制だ。好きなときに帰れるぞ」
(*´▽`*)「わーい」
( ゜Д゜)「ただし、俺が与えた仕事を全部終わらせてからだがな」
( ;∀;)「えーん」
(-"-)「仕事が多くて終わらないッス」
( ゜Д゜)「仕事の進め方は自由でいいぞ」
(-"-)「いや、仕事が多すぎるんです。終わらないんです」
( ゜Д゜)「でも、仕事の進め方は自由だぞ」
(-"-)「・・・・(怒)」
裁量労働制の対象となる労働者が拡大すれば、いま「ブラック企業」だと認知されている企業は、この法律で「ホワイト企業」に洗浄(ロンダリング)されます。また、ブラック企業になりたいけどなれなかった企業も、大手を振って裁量労働制を拡大して、隠れブラック企業になろうとしています。