藤井聡太は五段を16日間で卒業し、六段に昇段しました。
2局とも藤井が先手でしたので、先手有利のアドバンテージ(プロの対戦だと先手の勝率は52~3%だそうです)があったものの、だから勝利が約束されたわけでもない将棋をよく勝ちました。羽生竜王との対戦では、持ち時間がかなり早く消費し終わってはらはらしましたが、結局、準決勝も決勝も危なげなく勝ち切り、見事の一言でした。
史上最年少での棋戦優勝と六段という、両手に花の偉業でした。
藤井六段の師匠の杉本七段は、少し前インフルエンザにかかり何かの対局で不戦敗となっていましたが、病気欠席が認められない厳しい世界だと改めて認識しました。(忌引きは認められているようです。)
その杉本師匠と藤井六段の対戦(王将戦予選)が、3月8日に予定されていまして、師匠は今からプレッシャーだろうなとお察しします。うちの奥さんは今シーズン、2度もインフルにかかりましたが…、師匠は大丈夫でしょうか。
というわけで、くれぐれも健康に留意されて、藤井六段には十代の名人目指して精進してほしいものです。