遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

祝、藤井聡太初優勝&六段昇段!!

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藤井聡太は五段を16日間で卒業し、六段に昇段しました。

朝日杯将棋オープン戦は、準決勝と決勝の藤井戦の一部始終が、テレビ朝日系(CS)で放送され、私はそれをライブで見ていました。解説は、この大会の準々決勝で藤井に敗れた佐藤天彦名人でした。

17日、藤井五段は、羽生竜王永世七冠国民栄誉賞)に準決勝で勝利し、そして久保王将を倒して決勝に進んだ広瀬九段に勝って優勝杯を手にしました。

2局とも藤井が先手でしたので、先手有利のアドバンテージ(プロの対戦だと先手の勝率は52~3%だそうです)があったものの、だから勝利が約束されたわけでもない将棋をよく勝ちました。羽生竜王との対戦では、持ち時間がかなり早く消費し終わってはらはらしましたが、結局、準決勝も決勝も危なげなく勝ち切り、見事の一言でした。

史上最年少での棋戦優勝と六段という、両手に花の偉業でした。

藤井六段の師匠の杉本七段は、少し前インフルエンザにかかり何かの対局で不戦敗となっていましたが、病気欠席が認められない厳しい世界だと改めて認識しました。(忌引きは認められているようです。)

その杉本師匠と藤井六段の対戦(王将戦予選)が、3月8日に予定されていまして、師匠は今からプレッシャーだろうなとお察しします。うちの奥さんは今シーズン、2度もインフルにかかりましたが…、師匠は大丈夫でしょうか。

というわけで、くれぐれも健康に留意されて、藤井六段には十代の名人目指して精進してほしいものです。