私は小室哲哲哉に全く影響を受けたこともないし、好きだったことは1秒もない。しかし、不倫騒動くらいのことで芸能界を辞めることもなかろうに。
かつてはおびただしい数の小室ファンがいたであろうが、彼らはこの引退騒動でどう反応しているのだろう。いわゆる女癖が悪いのは、今に始まったことじゃないことなど、誰もが知ることなのにねえ。
誰が誰と不倫しようが、私の知ったことじゃないし、迷惑を掛けられたわけでもない。
30年前から「朝まで生テレビ」で、ずっと彼の意見を聞き続けていたけど、今ならさしずめ三浦瑠麗(るり)的存在で、流暢な言葉に確かなものを見出せなかったような気がする。あるいは、私の及びもつかないほど高次元なことをのたまう人物だったのかもしれない。
自殺などしないで、大バカ者の安倍晋三のことを大衆に分かりやすく説いてくれれば私たちは助かったのに、最後までニヒルを通したインテリぶりっ子だった。安倍は国会に棲む単なるごろつきで、しかも知性や教養という名のものを持たない度し難い大バカ者だ、と西部なら平気で言いそうなのに。
右も左もとにかく何もかもが大嫌いだったから、日本や日本国民のために何かをしようという一途さが最後まで見えなかったのが残念だった。