遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

「貧乏人=日本」の無駄遣い

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原発輸出 政府が債務保証 大手銀など1.5兆円融資 英で新設

日立製作所が英国で進める原発新設プロジェクトに対し、3メガバンク国際協力銀行JBIC)を含む銀行団が、総額1・5兆円規模の融資を行う方針を固めた。事故などによる貸し倒れに備え、日本政府がメガバンクの融資の全額を債務保証する。

英国のこのプロジェクト、核のゴミ処理まで含まれているとしたら、永遠に終わりなきプロジェクトになるのでは?あるいは入り口だけのプロジェクトだとしても、建ててしまった後に「しくじり」を見つけられたら、これまた長きにわたり補償を要求されるのでは?

となると、英国の原発のしくじりについて債務保証するのは結局我々納税者なのだ。日立もメガバンクも英国も日本政府もどこも傷まなくて、我々の血税が失われていくことになる。

5月に新経団連会長になるのは、日立製作所の会長のようだが、原発の国策事業化がさらに進んでいくような嫌な予感がする。反対!

いまこの3兆円があれば、国内でその資金を有効に使えば、将来に向けて何か安全や安心を買うことができるのではないだろうか。遠い他国の原発などに資金を注ぎ込んでいる場合ではない。なぜ貧乏人日本が、無駄使いをするのか。

民進党ではこれを質すことはできないだろうが、「連合」を怖がることなく物申すことができる立憲民主党が、税金の使い途について厳しく追及してくれることを期待する。