この2つの棋戦で、タイトル保持者の井山に挑戦しているのが一力遼という二十歳の若手です。また、一力は2018年の1月にタイトル戦が始まる「第42期棋聖戦」の挑戦者に勝ち上がり、井山VS一力の同一者による3戦連続のタイトル戦は史上初のことなのだそうです。
井山の強さは、国内ではレベルが違いすぎるのですが、一力八段との今後の激戦が見もので、来年の正月以降も愉しみは継続していきます。
それから、囲碁界には芝野虎丸七段という18歳になったばかりのホープも誕生しました。激戦を勝ち抜き一力を破って史上最年少で名人戦リーグ入りを決めました。早ければ来年にも井山名人に挑戦できる位置まで登ってきました。
芝野虎丸は、見かけは草食男子ですが、囲碁は虎のように強くて、彼が私の次のマイブームになる予定です。
一方、将棋の藤井聡太は一旦連続勝利記録は途絶えたものの、いままた10連勝中という驚きの快進撃中です。藤井の対局は、AbemaTVなどを中心にネット中継がありますので、対局日にはできるだけ予定を作らないで対局をライブで楽しんでいます。
【今後の藤井聡の対局予定】
第66期王座戦(VS平藤七段) 11月21日
第26期銀河戦(VS上村四段) 11月23日
【日程未確定】
第59期王位戦(VS北浜八段)
第89期棋聖戦(VS大橋四段)
第67回NHK杯(VS稲葉八段)
第49期新人王戦(VS古森四段)
第3期叡王戦(VS深浦九段)
第11回朝日杯(対戦相手未定)
これだけ先の対局が予定されているのは、ひとえに藤井が負けないからで、素晴らしいことです。彼は高校進学を決めたそうですが、この調子で快進撃を続けてほしいものです。
藤井が名人や竜王といったビッグタイトルを取るまで、遅くとも10年以内でしょうから、私の長生きのための目標ができたといったところです。