東芝は、米国の原発企業ウェスチングハウス(WH)を買わされて、ほぼ死に体になって、半導体部門をウェスタンデジタル(WD)に売り飛ばそうとしている。要するにWHというババをつかんで、半導体事業というお宝をWD取られそうになっている。
英国に原発を売ろうとしている日立がどうなっても私個人は別にどうということはないが、何千億円という融資額を補償する原資は我々の血税なのだから、もし何か事あれば税金が使われるのだからその部分は「ああそうですか」と納得するわけにはいかない。福島の原発事故処理はどうなっている?予算の手当ては十分なのか?
世耕経産大臣は「もし何かことあればといったような仮定の話には答えない」と記者会見で述べていたが、「何かことあっても(=仮定)、政府が補償してやるから」とメガバンクに融資を納得させているのだから、記者の質問にきちんと答えよ。
シナリオ通りのことしか言えないのは、安倍や菅官房長官と同じ。世耕は救いがたい能無しだと確認した。
危険で不必要な原発を世界中にばらまいて、外貨を稼ぎたいのか自前の核を作りたいのか、経産省は阿呆ばかりの集団か。それより、あくまでもたとえばの話だが、予算をつけて人材を確保して、日本の自動車産業各メーカーを横断する電気自動車開発と生産ラインの確立を短時間でやる方が、よほど平和的で環境にやさしい金の使い方だと思う。
資源がない日本だけど、クリーンな技術で外貨を永続的に稼げる方策を考えろよ経産省。
前原が代表になった日和った民進党は、「政府の補償ですか、ああそうですか」というのだろうか、ああ情けなや。税金返せ。