遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

人は見かけが100パーセントか?

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今日は衆参両院での閉会中審査を、テレビでじっくり視聴した。

自民党公明党、維新の質問者は、何とか前川さんを押さえつけようとか足元をすくってやろうとかしていたが、どいつもこいつも逆に一蹴されていて実に痛快だった。

これだけ注目されているにもかかわらず、あの程度の質問者しか出せないという台所事情は情けない与党だというしかない。

とりわけ、テレビに出てペラペラしゃべったり、準強姦罪問題の山口と一緒の写真をネットにさらされている青山繁晴など能無しの薄っぺらい人間だと世間に知らしめただけの無駄な質問時間だった。

さらに、これだけ多くの国民から注目され、NHKで全国津々浦々に放送されているにもかかわらず、頬杖ついて居眠りしている橋本聖子やその他の居眠り自民党議員はどういう神経なのだろう。このような場で居眠りするということは、この場の議論についていけないのだろうか退屈なのだろうか。まったくもって矜持も緊張感も感じない、理解しがたい莫迦議員たちである。

さらに、前川さんが今日証言したように、「文科省や私は正直に答弁しているが、それだけでは真相はわからない。官邸や内閣府加計学園にも話を聞くべきだ」と言っていたが、画像はその張本人たちである。

左から、加計幸太郎加計学園理事長、和泉洋人内閣総理大臣補佐官杉田和博内閣官房副長官。人は見かけが何パーセントか知らないが、この3人の顔だけ見れば、人は見かけが100パーセントでもいいだろうと思ってしまう。貧相なコソ泥のような風貌が、貧しい心を表象してはいないだろうか。嘘をついていない人間とは、今日の前川さんのような表情をしているものだ。

それはともかく、安倍晋三の出席のもと、加計と和泉と杉田の3人の証人喚問で徹底的にゆがめられた行政を検証すべきだろう。そのためにも、臨時国会の開催がいち早く求められるところである。