これは東京法律事務所というところのブログで、事務所に所属する弁護士さんの手になる短くてためになる文章。
共謀罪には「偽証の共謀罪」も含まれる。警察の見立てと異なる証言者を、偽証の共謀で逮捕することができるという。加害者が「政権の関係者」の場合、事件もみ消し目的で、偽証の共謀罪が濫用される危険は非常に高い。
例の準強姦罪もみ消しの疑惑がもたれているのが中村格という男で、共謀罪摘発を統括する予定の警察庁組織犯罪対策部長とのこと。このもみ消し問題は、今のところネットニュースや週刊誌くらいが騒いでいるだけだが、これも安倍晋三フレンズに関する一大スキャンダルの一角をなすものだと思われる。
ちなみに、山口敬之が免れた「準強姦罪」というのは、イメージ的には強姦未遂のような軽い印象を抱かせるかもしれないが、泥酔状態の人とか睡眠薬で前後不覚の人を強姦するという行為のことで、卑劣極まりない犯罪である。