遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

また勇気ある人が名乗り出てきた

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「私はレイプされた。不起訴はおかしい」著名ジャーナリストからの被害訴え、女性が会見

またまた安倍晋三のお友達が、準強姦罪容疑で起訴寸前に「神の声」によって不起訴になったようだ。

週刊誌では再三取り上げられていたが、当の女性(女優の詩織さん)が顔も名前も出して記者会見されたので、これは世間が黙っておかないのではなかろうか。

「あったことをなかったとすることは許されない」と、また勇気ある人が名乗り出てきたのだ。

容疑を免れたのは、ジャーナリストの山口敬之で、2016年6月には安倍晋三をヨイショした著書「総理」(幻冬舎)を出版している。私はそれを読んでいないので内容は知らないが、どうせクズみたいな本だろう。(その表紙は、机に腰かけて電話をしている安倍晋三だったと思うが、気持ち悪くて噴飯ものだ。帽子を目深にかぶり、ワザと足を引きずったようにカッコいいだろうとばかりに歩く麻生太郎と双璧の莫迦ポーズである。)

先日私は,、《それにしても、ネットやメディアで顔を出して名前をさらして「共謀罪」に真っ向から反対したり、仕事帰りの疲れた体に鞭打って国会前で抗議の声をあげる。そんな勇気ある正義の人たちに敬意を表したい。偉い!》とブログに書いた。

共謀罪関連ではないが、その後二人の勇気ある人が「おらー、この政権・政治・国家権力は何か間違っとるぞー」と顔と名前出しで声を上げてくれた。一人は前川前文科事務次官(加計問題)であり、もう一人は詩織さん(山口敬之問題)である。

その前は、安倍に裏切られた森友の籠池理事長がいろいろ暴露してくれたし、今後は防衛省財務省から「私それ知ってます」と誰かが出てくるかもしれない。

詩織さんは泣き寝入りするだろうと高をくくっていた国家権力は、見事なまでに逆襲に遭った。彼女の勇気に賛辞を送り、今後の「ことの成り行き」を確と見届けたい。