遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

待ってました千両役者/文科省前川・前次官

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辺野古、きれいな浜辺に米軍基地工事用の石積みがされていく。
今治大自然を切り開いて、加計学園獣医学部建設用の基礎工事が始まっている。

これらの画像や映像を見ると、怒りがわいてくる。

お友達政治で政権が倒れたばかりの韓国。もし、韓国で加計学園問題のような疑獄が表ざたになったら、真相究明を訴える想像を絶する大規模なデモが連日続くだろう。

そんな日本にも、顔や名前をさらして真相究明のお役に立とうという人物が出現した。「あったことをなかったことにはできない」。文科省の前事務次官前川喜平である。

共同記者会見をはじめ、週刊誌や新聞やテレビ各社のインタビューに対応して、真相を語っている。

彼は、例の天下り問題で引責辞任したが、たとえその腹いせ(もちろんそれは事実ではないが)に、加計問題のあの書類やメモは本物だと証明しようとしていても、われら国民は何とも思わない。待ってましたと喝采したい。「正義の味方」が現れたことには違いないのだし。

前川証言は、加計問題で文科省は政権に異議申し立てをしたことがうかがわれる。今まで、想像できていた官邸や内閣府文科省への圧力が、彼の証言でそれが真実だと明らかになった。

あのメモをリークしたのは誰だかわからないが、その名もなき正義を前川前次官が追認した。それこそ、官僚の仕事だ。

安倍や菅が政権から消えるまで、あと少し。がんばれ野党!