遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

Jアラートより外交努力だ

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21日夕方、また北朝鮮がミサイルを東に向けて発射したが、Jアラートは発動しなかったようだ。

盛田隆二‏ @product1954  
Jアラートが鳴るのは「ミサイルが領空・領海に落下または上空通過する可能性があると判断した場合」というが、北朝鮮から発射された弾道ミサイルは7、8分で日本に到達する。
今回は、誰が・いつ・どこから・どんな情報を得て、発射から何分後に「Jアラートは鳴らさない」と決めたのか知りたい。

盛田隆二がツイートしているように、たしかにJアラートは誰が発動するのか、その手立ては決まっているのだろうかと思わずにはいられない。

前回打ち上げられたミサイルは、高度2000㎞に達したというが、はーっ?というような高度に度肝を抜かれた。

国際宇宙ステーションが1000㎞上空らしいので、その倍の高さまで到達して、800㎞の距離を出しているようだから、何ともすごいミサイルなんじゃなかろうか。そのミサイルが水平に打ち出されたら、Jアラートをハンドリングして警告を発動して間に合うのだろうか。太刀打ちできないと思うのだが。

間に合ったとして、その警告を聞いて私は何をしたらいいのだろう。

韓国の文大統領のルーツは北朝鮮で彼の選挙公約は「北との融和」だったし、中国はもともと北と親戚同士だし、トランプでさえ金正恩と面会する可能性がある今、安倍だけがわけのわからぬ外交政策を持っている。外交努力の仕方さえも分からない。

しかも、北朝鮮に近い西日本の原発は次々に稼働予定だ。核弾頭がなくても、日本の原発をターゲットにすれば、核爆弾以上に長期的ダメージを受けるのだが、北のミサイルには異常にヒステリックなくせに、日本政府は原発再稼働は「別腹」と考えているようだ。いまや、リスク管理の意識はなく、加計問題の不始末対策で政府はパニック状態だ。

危機管理能力が問われる、お粗末政権である。