遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

安倍が沈まないと日本が沈む

イメージ 1

「眞子さん婚約おめでとうございます」号外の陰に隠れそうな「加計学園問題」の朝日新聞のスクープ記事。

加計問題の解明・糾弾は、また少し前進。かなり前進かな。

安倍晋三は森友問題で、「いいですか、私は一度も籠池氏と会ったこともないのですよ!」と関係を否定したが、加計学園問題ではこの言葉は通用しない。安倍と加計は親友で、ゴルフや会食を頻繁にしているという。

眞子さん婚約ニュースの出どころは宮内庁ではないそうだから、官邸に近い筋から朝日の加計問題スクープを吹き飛ばすためにリークされた可能性があるという。その狙いは成功したとは言い難く、「おめでとうとおっ加計!」という風に両方に反応している人多数。

皇族のおめでたまで利用して国民から加計問題を遠ざけようとしているが、共謀罪の成立を急いだり、憲法九条に自衛隊を明記するという発言など、あらゆる姑息な手段で加計を隠そうとしていると勘繰りたくなるほど、安倍とその周辺の動きは常軌を逸している。

52年間も獣医学部の新設を認めなかった文科省は、その流れに乗った対応をしていたのに「総理のご意向だ」と官邸はプレッシャーをかけていた節がある。朝日のスクープが本当なのか、野党は頑張って追及してくれたまえ。これはものすごく重くて大きな疑獄なのだから。安倍が沈没しないと日本が沈没するのですぞ。

森友問題は安倍や日本会議が籠池を利用しようとしたのだが、加計問題は安倍自身は気づいていないだろうが、加計学園が現役の総理大臣を利用した疑獄かもしれない。

獣医学部の校舎建設などを開始してから疑獄や不祥事が明るみに出ると、加計学園は破たんし、多くの学生・生徒たちは森友の幼稚園児たちのように路頭に迷うことになる。今ならまだ引き返せるかもしれない。

新学部しぶる文科省、対応迫る内閣府 加計学園巡る文書(デジタル朝日より)
(画像は、獣医学部の完成予想図:岡山理科大提供)