早稲田大学に天下った吉田某が、文科省時代に自分で関わったプロジェクトに関係した組織を早稲田に作って、そこの要職についていたようだが、官僚たちの現役時代の大きな仕事のひとつに、天下り先の確保というのがあると考えられる。
今回の文科省の問題など、ほんの氷山の一角で、各省庁の「天下り」や「渡り」の実態は、税金の「トリクルダウン」である。われわれの納めた税金を、下流に流す構造を作って、その流れに乗っかる仕事をエリート官僚は作っているのだ。われわれ一般国民のために役立てるという発想はない。泥棒ネコだ。
こういう問題の追及は、「票」にならないかもしれないけれど、税金を食い物にしていることをクローズアップさせれば国民の怒りを買うことは間違いない。
野党は、エリート官僚の税金にたかる堕落と、年金切り下げなどの一般国民への締めつけ行政をセットにして、徹底的に追及してもらいたいものだ。自民党と官僚と財界は一体となって税金にたかっていることを、はっきりし国民の前に知らしめるべきである。
そうすれば「票」になると思われる。頑張れ!野党!