遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

カワセミとツグミ/バードウォッチング

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ウォーキング中に見つけた野鳥をご紹介。

まずは、「カワセミ」。

私自身、2度目の遭遇。2014年のクリスマスイブに釣り池で、生まれて初めてカワセミを見た。http://blogs.yahoo.co.jp/tosboe51/67421898.html

今回は、流れのない川のそばを歩いていて見つけた。1週間ほど前にその場所でカメラを構えた人が水面にレンズを向けていたので、遠目に、何を撮影しているのか気になっていた。その気がかりが、水面をじっと見ている小さい鳥を発見させてくれた。その小鳥はカワセミだった。

そっと20分くらい観察していたら、8回も水中にダイブしてくれた。エサとなる魚の気配はしないのだが、さまざまな角度から水中にダイブして捕食を繰り返していた。

くちばしが長くてカッコよくて、青い体毛が輝いていて、小さいサファイヤのようにきらびやかな野鳥である。居ついてくれたらまた会えるのになと思いながら、そっとその場を離れた。

次に見つけたのが「ツグミ」(画像)。

枯れ草の原っぱで、地面をついばむツグミを発見。実はその時点でその鳥の正体がわからなかった。

彼は人気を感じて飛び立って行くタイプではないのか、じっと観察させてくれた。

体長は中程度、ヒヨドリより少し小さいくらいで、目の上の白いラインと胸のマダラ模様と羽先の茶色い特徴を、しっかり頭に入れて帰ってからググってみて「ツグミ」だと認識した。

彼らは大群でシベリアから渡って来て、日本では群れを解いて個別に越冬するようだ。3月になると再び大群になって北へ帰っていくそうだ。冬の間だけ日本にいてその間はさえずりもしないようだ。口をつぐむのでツグミと呼ばれたという説が一般的なのだとか。ツグミという名前以外、まったく知らないことばかりだった。

たしかに彼は一度も鳴かずにやがてパートナーとどこかへ移動していった。次に見かけたら、ツグミは判別できる、おぼえた。

裸眼でのバードウォッチング、まだまだ個体識別できないでいる。また何か発見したらご紹介することにする。