飲食店内や駅構内は原則禁煙に…受動喫煙対策
まあこうでもしないと、今の分煙システムはほぼ機能していなくて迷惑もいいとこであった。私は飲食店は「喫煙可能店」と「禁煙店」に分けてもいいと思うが、さてどちらのお店が繁盛するでしょうか?という問いの答えは明らかだと思う。
私は元喫煙者。喫煙者として肩身が狭くなってきたころには、ニコチンの禁断症状が出ると、どこかでたばこが吸えないものかと、いじましい思いを持っていたヘビースモーカーだった。さいわいにも悪戦苦闘しながら、結局はすぱっと禁煙できた。
やめてどれくらいになるのか、自分のブログで振り返ってみたら、ちょうどオバマが大統領選挙に勝った8年前だとわかり、まだキャリアが浅いことを知った。まだ大統領ひとり分(2期だけど)の禁煙期間なのである。
ところで、近隣をウォーキングしていると、職場の建物のベランダや屋外で喫煙している人をよく見かける。また、建物はおろか敷地内からもはじき出されたスモーカーと出会う。ある病院では、私の知っている看護師さんや女性職員が近くの公園の木陰で喫煙しているのによく出くわす。
今回の法整備では、そういったはじかれた喫煙者が屋外に拡散するのではないかと危惧する。しっかり分煙できて防火できる喫煙ルームや喫煙スペースを確保しないと、別の副作用が出てくると思う。
ウォーキングコースにある大きな施設では、敷地外の歩道で喫煙していた人たちが、いつのまにか敷地内作られた喫煙スペースに移動していた。歩行者に迷惑だし、みっともなかったので、管理者が敷地内の隅っこに喫煙スペースを作ったのだろう。それが正解だと思う。スモーカーも喜んでいると思う。
ともあれ、たばこをやめると列挙しきれないくらい良いことずくめで、生まれ変わったようになるので、方法はいろいろあろうがぜひ禁煙をお勧めする。
禁煙で、違った人生を歩み始められるのですよ。