遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

脱原発・教育無償化で野党共闘か

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囲碁名人戦井山名人VS高尾九段の7番勝負は、井山名人が3連敗の後3連勝したものの、最終局で2目半の差で涙を飲み、7冠のひとつを失った。一ファンとしては残念なシリーズだったが、初戦から力の出せなかった3連敗が痛かった。残る6冠を堅持して来季の名人戦に7冠に返り咲いてほしいものだ。

ところで、井山裕太と言えば、小学2年生で小学生チャンピオンになり、プロ棋士石井九段の弟子となり、中学1年生でプロ入りした。その後は高校へは進学せず、プロの道を歩いてきた。今でもプロの棋士は現役の大学生がいるかと思えば、井山のように中卒でありながら人格的にも技量的にも、申し分のないのプロ棋士も存在する。

猫も杓子も大学に進学し、最高学府に居ながらどんちゃん騒ぎのどさくさに女子大生に悪さをするような輩が後を絶たないのは、残念なことだ。

大学や高校を卒業していなくとも、社会人として自立しきちんと仕事ができる人がほとんどだと思うがいかがだろう。
〇〇大学出身者を採用していればまずハズレはないだろうというところから、進学競争・受験戦争が始まっていて、真に立派な教育によって人を育てているとは到底思えない日本の教育の現状があるように思えてならない。

とはいえ、大学で高等教育を受けたい人も多くいるだろうから、入試で苦労するシステムをなくして、入学後に高度な知識や技術を身に着ける学業に重きを置く方が、より良き勉学システムだろう。

文学系や哲学系の文系を軽んじる文科省の阿呆な官僚のアンバランスな精神構造などを見ていると、国が人を育てるというシステムの完成にはまだまだ程遠いと感じてしまう。国は(安倍は)海外で金をバラまいたり、五輪、リニア、原発などをはじめとする役立たずの箱ものを数限りなく作りたがるくせに、子育てや教育関連予算は不十分なままなのである。

そんななか、野党共闘の軸となる政策が「脱原発」と「教育の無償化」になりそうだという。
 
あべともこ(衆議院議員・小児科医)@abe_tomoko
今日は夕方に民進党前原さんとかえる通信の対談、中身はこれからのお楽しみ。最後の部分だけ先に紹介すると、これからの野党共闘の軸は脱原発と教育の無償化と。夜は前政調会長の山尾しおりさんのパーティ、山尾さんの決意表明でこれから力をいれたいのは教育政策と脱原発と。奇しくも同じ結論だった。

国民の命と成長に目を向けた、すばらしい統一政策だと思う。年金減額法案やマイナス金利政策や沖縄基地問題も何とかしてほしいと思うが、まずは原発と教育」で、野党共闘で頑張ってもらいたい。ぶれないで猛進してほしい。がんばれ野党。