遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

デトロイト美術館展(大阪)に足を運びました。

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雨の中、大阪市立美術館で開催中の「デトロイト美術館展」に足を運びました。

デトロイト美術館展 ~大西洋を渡ったヨーロッパの名画たち
会期  2016年7月9日(土)~9月25日(日) 
時間  午前9時30分〜午後5時(入館は午後4時30分まで)
休館日 月曜日(ただし、7/18、8/15、9/19は開館)、7/19(火)
料金  一般 1,500円(1,300円)、高大生1,000円(800円)

展示作品は50点余りですが、モネ、セザンヌルノアールゴッホゴーギャンドガマティスモディリアーニピカソなどの巨匠の作品が堪能できました。

デトロイトは言わずと知れた自動車工業発祥の地。その豊かな資金源を背景に、デトロイトにはヨーロッパから珠玉の作品群が海を渡りました。デトロイト美術館には6万5千点の展示品が所蔵されているそうで、その膨大なコレクションのほんの一部が来日しました。

大阪市立美術館には11時ころ到着しましたが、会期末が近づいている休館日の翌日火曜日だからか、雨にもかかわらず会場は盛況でした。いつものことながら、男性客は2割ほどで、好奇心旺盛な女性客がここでも主役でありました。

私は、一通り作品を鑑賞し、出口でUターンして再度鑑賞しながら入り口まで戻り、もう一度初めから出口に向かってランダムに作品を鑑賞しました。その際、ピカソマティスが展示されているコーナーでは、中央のベンチにしばらく腰掛けて至福の時間を過ごしました。

たっぷり時間をかけても1時間ほどの滞在時間でした。少し物足りない作品数でしたが、濃密な時間が流れる展示室ではありました。

個々の作品のご紹介はまたの機会にしようと思います。会期末が25日と迫っていますので、取り急ぎのご案内でした。大阪近辺の方は、是非ご覧になってください。