今朝、うちの奥さんが庭のシラカシの木を見て「あれハチの巣と違うかな?」と、熱の出るようなおぞましいセリフを口にしました。(画像は借り物です)
これはどうしたものかと3分ほど考えて、スズメバチとこんな至近距離で共存するには無理があるし、多くのご近所のことも考え一刻も早く駆除するしかないと決心。奥さんとの作戦会議も3分ほどで終了。例によって、マイナス85℃の冷気を噴射できるスプレーを使おうとしたら残量がほとんどなく、屋内では使わないキンチョーのスプレー殺虫剤を持ち出しました。
脚立を設置し、キャップをかぶり長袖のパーカーを着ただけで、手袋もしないで巣の入口にキンチョーを噴射すること20秒くらい。大急ぎで脚立から降りて様子を伺うと、入口から下へ落ちたのが2匹であとはホバリングしたり飛び立ったりしたのが数匹。少し時間をおいて再度キンチョーを20秒ほど噴射。飛び立っていった数匹が一度に戻ってきて巣の周りでホバリングをしていましたが、しばらくしたらどこかへ行きました。
巣の住人がいなくなったところを見計らって、こわごわ手を伸ばして巣がぶら下がっている小枝をパチンとハサミで切り、古くなった釣り用の玉網(こんなことに役立つとは…)で巣を受け取り丈夫な不透明のビニール袋にぽいと網ごと格納して一件落着。相手のテリトリーに入り込んで、エイヤっと気合で素早くオペレーションできたので駆除に成功しました。(この手法、他のやっつけ仕事にも生かせそうですかな)
枝ごと巣をガチャガチャ網に取り入れた時に一部巣が壊れたのか、格納するときに玉網越しには整然と並んだスズメバチの白い卵が垣間見えました。ビニール袋を持って待ち構えていた奥さんも「たくさん卵産んでる」と声に出して認識していました。
午後からは、もう巣が作れないように庭木を思い切ってせん定することにします。