遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

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上の画像は、新宿の老舗カフェ「ベルク」の入り口看板付近に貼られた、ジョン・レノンの歌にちなんだおなじみポスターです。

このカフェはルミネにあるようで、ビルのオーナーにこのポスターを貼るなとクレームが来たといいます。ルミネ側は「ベルクさんのコーヒーやビールと関係あれば問題ないが、営業と直接関係ない掲示物についてはできればやめていただきたい」と話しているようで、その後の顛末は知りませんが、熱が出そうなニュースでありました。

クレームをつけた人物は、ポスターが「政治的すぎる」とルミネに言い、カフェには「2週間後にまた確認に来る」と言ったそうです。
このクレーマーこそ「あまりにも政治的」で、普通の感性ではありえない人間ですが、恥ずかしくて情けない話です。まったく、莫迦が増えて疲れる世の中になりました。


防衛費は「人殺す予算」だと共産党の議員が言って、発言を取り消したようですが、確かに人殺し予算とも言えます。その程度の発言を取り消さなくともいいと私は思います。原発に関する事業や予算だって、人殺し予算と言えなくもないのではないでしょうか。

「国民の生活が大事なんて政治は、間違っている」
「国民の1人ひとり、1人ひとりが自分の国は自分で守る。そして自分で守る為には血を流す覚悟をしなければならないのです。決死の覚悟無くしてこの国は守れません」
これは自民党政調会長稲田朋美の発言。これこそ人殺し発言で、こんな人間が自民党の中枢にいてポスト安倍だとか言われているのです。胸が悪くなる。


私は60年以上生きてきましたが、今ほどひどい日本はありませんでした。貧しかった日本も、自然災害でたびたび苦しんでいる日本も、公害で汚染されていた日本も、政治汚職や疑獄があった日本もよく知っていますが、まだ人びとの胸には希望がありました。今ほど国民をないがしろにした社会は後にも先にもありませんでした。

来る参議院選挙を皮切りに、平和で幸せな時代をもう一度取り戻すべきなのです。
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