遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

勝手ながらオバマ大統領を見に行ってます

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画像はツイートで見つけた、広島市のとあるつけ麺店の貼り紙風景。歓迎ムードが漂う微笑ましい良い画像だ。

大統領が広島に到着し、資料館の前で知事と市長がお出迎えをした。私はあのシーンだけでウルウルしてしまった。党派を超え思想を超え人種を超え、広島はオバマを歓迎した。

一方、今回の伊勢志摩サミットは、安倍の主張した「いまの状況はリーマンショック前と同じだから、各国が財政出動する共同声明にしようよ」という、まさにリーマンショック級の恥知らずの発言が拒否された形で終わった。

いろいろご不満のある方がおられようが、安倍が出て行ってそもそも何が解決するの?沖縄問題も、軍縮も、財政出動もとんちんかんの安倍。彼は、バルチック艦隊の夢を見て過ごしてきた時代錯誤も甚だしい軍国少年なのだから、何かを期待するのはしょせん無理。
ニューヨーク・タイムズは、安倍晋三には、オバマの隣に並ぶ資格がないと発信した。日本が戦後歩んできた、世界に類を見ない徹底的な平和主義国家としての歩みに、逆行する首相だから。よく言ったNYタイムズ

オバマの演説は予定の5分を超えて17分間に及んだが、スピーチライターとよく練っている完成物だった。今の状況ではあれで精いっぱいだ。それより、「核を狂信者の手に渡してはならない」と言ったフレーズが大切なのだ。それは、ドナルド・トランプだし安倍晋三なのだから。

オバマの広島訪問がなかったら、今回のサミットの評価は大きくマイナス。政府は、伊勢神宮へ首脳を連れていこうとしていたそうで、連れて行ってどうすんの?日本会議のパンフレットに写真を使おうとでも思っていたか。恥知らずの政権に熱が出る悪寒がする。税金返せ。

ドイツの財務相安倍総理に投げかけた辛辣な一言 http://klug-fx.jp/ogasawara/2016/05/16/025814.php … 「危機であると騒ぎ立てないように用心しないといけない」「悲観論には与しない」「借金をして景気を刺激するやり方は、わらが燃えるように効果がすぐに息切れし、持続的な成長にはつながらない」