以前は、私が読み→妻が読み→社内メールで職場の先輩に貸してあげていました。その先輩は、いつも私から借りる本は面白いと喜んでくれていました。
Amazonが手数料を取っていくので利益はちっとも出ないのですが、「BookOff(ブックオフ)」に持ち込むケースと異なり、自分で値付けできますから、捨てるよりはましだろうと出品してみました。「利益は出ない」というのは、最初に勝買った本の代金は通常は取り戻せませんので、ゼロベースでの利益という意味です。
慣れない手つきで、20冊ほどをアマゾンに出品作業していたら、なんとその間に3冊も売れてしまいました。
1冊は、日本のノンフィクションの文庫本で、上下巻のうち上だけが売れました。私の値段設定がまずくて、「クリック・ポスト」という日本郵便での送料(164円)を払うと利益はマイナスになってしまいました。マイナス金利を批判しているくせに、マイナス利益設定という、お馬鹿なことをしてしまいました。
もう2冊は、イギリスの警察小説の文庫本上下巻をまとめて買っていただきました。こちらは、少し利益が出ました。
購入者は、送料込みで定価の半額以下で買われていて、私が読んだだけのきれいな本なので、ご満足いただけると思っています。
この翻訳本、購入者が男性で、送付先が同じ姓の別の住居地の女性でした。故郷のお母さまか、奥さまか、お子さんに贈られたのでしょうか、私はこの警官シリーズ本に思い入れがありましたし、きっと人様のお役に立てたのだろうと嬉しい気持ちになりました。