『自画像』(1640年) 102㎝ × 80㎝ ナショナルギャラリー(ロンドン)
レンブラントは数多くの自画像を残している。終生穏やかな表情の自画像は、生前の成功と充実を物語っているものだろう。そんな自分自身を映し出して余りある才能が、作品から見て取れる。
レンブラント・ハルメンス・ファン・レイン(1606 - 1669)は、ネーデルラント連邦共和国(オランダ)の画家で、バロック期を代表する画家の1人である。レンブラントの通称で広く知られ、大画面と、光と影の明暗を明確にする技法を得意とした。
レンブラントは、同じオランダのフェルメール、イタリアのカラヴァッジョ、フランドルのルーベンス、スペインのベラスケスなどと共に、バロック絵画を代表する画家の1人である。また、ヨーロッパ美術史における重要人物の一人である。
代表作は「夜警」など。