母親の兄弟姉妹で最後の一人だった叔母(母の姉)の葬儀と初七日法要を終え、独りで車を運転して帰ってきた。
12月には父系の叔母が90歳で他界し、母系の最後の叔母87歳が天に召されて、父親だけが残った。
子どものころ、母親の実家には一族郎党がしばしば集まった。私たち子どもにとってはいつもいつも楽しいひと時だった。もう50年くらい前のこと。
その頃集まっていた従兄弟・従姉妹たちは60代から70代だが、恐るべし60代。うちの母系親族の特長なのかもしれないが、昔とあまり変わらない容貌と声。
なぜか私は皆に可愛がってもらった。中学生くらいからずっと母親に反抗していたのに、亡くなった叔母にも可愛がってもらった。
遠い昔を思い出しながらドライブしていたら、雲の間からレンブラント光線が降り注いできた。合掌。