遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

相次ぐキャスター降板と妖怪内閣

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米国の銃規制
オバマ大統領が、涙ながらに銃規制について、真剣に向き合う姿勢を見せました。任期はあまり残されていませんが、次の大統領選挙でも争点になるかもしれません。
アメリカ大統領は、「核のボタン」を押すことのできる要人ですが、そのボタンは押したくないから、キューバ危機のときのケネディのように悶絶します。ドナルド・トランプなら、オバマと違っていとも簡単に核のボタンを押しそうで、そう思われる時点で大統領には選ばれないでしょう。ヒラリー・クリントンは優位に選挙を進められそうです。
金正恩安倍晋三も、決して核のボタンを押すに相応しいトップではないことを、私たちはいまいちど再確認するべきでしょう。


相次ぐキャスターの降板
岸井成格、古館伊知郎、に引き続いて「クローズアップ現代」の国谷裕子が3月いっぱいで番組を降板するようです。番組プロデューサーなどスタッフは国谷キャスター継続を望んでいたようですがNHKの上層部の意向でキャスター交代になったようです。上層部とは、官邸から派遣されている籾井とそれの周辺なのでしょうが、NHKの良心というべき番組から、静謐なキャスターが去ることになり誠に残念であります。「クロ現」に出演した菅官房長官が、事前に知らされていた内容と異なったことを国谷さんにインタビューされて逆上し、放送後NHK上層部に激怒したそうですが、そういう影響もあっての降板だというのがもっぱらの評判です。
テレビの報道番組は、骨抜きにされてしまいました。安倍や菅の差し金だということは、想像に難くないことであります。低レベルな官邸に鉄槌を下すべきメディアは、ただちに蜂起せよ!


5日は衆議院予算委員会NHKで見学。安倍晋三の元家庭教師だった平澤勝栄が自民党から質問に立っていましたが、出来の悪かったらしい(平澤談)元生徒は立派な政治家になったのでしょうか。(安倍晋三は小学校から大学まで成城だったはずですが、家庭教師は必要だったのですかね。)
安倍首相は「民主党時代はもっとひどかった~」節が口癖で、民主党議員に「民主党批判のような、質問に関係ないことを述べるのは憲法違反だ」と責められていたのは痛快でした。平澤先生に家庭教師の再任をお願いした方がいいかもしれません。
それにしても、多くの閣僚が委員会に出席していましたが、まるで妖怪集団。見苦しいことこの上ない。下着泥棒だと言われている下品な大臣が、麻生大臣より上品に見えるのは、目の錯覚でしょうか。
せめて、首相が河野太郎だったら、もう少しましな日本丸になっていたのに残念。野党連合、ホンマに頑張ってや!