遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

皇后杯有終のV弾/澤穂希

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2011年のワールドカップ女子サッカーは、なでしこジャパンが優勝し、日本中が歓喜に沸いた。決勝戦、対アメリカ戦での澤穂希コーナーキックからの決勝ゴールは、世界中をうならせた忍者ゴールだった。彼女はそのW杯でMVPに輝いた。

あれが日本女子サッカーの夜明けだった。

そして今日、澤穂希は現役最後の試合皇后杯勝戦で、決勝ゴールを決めた。川澄からのコーナーキックを、ヘディングでシュートしゴールネットを揺らした。
引退試合を、自らのシュートによる得点で、日本一に導いた。こういうことを「持っている」というのだと思う。

おめでとう神戸、みんな素晴らしい笑顔だ。

澤穂希と彼女を追いかけた選手たちによって、日本の女子サッカーは飛躍的な成長を遂げた。澤選手、ありがとう、そしてお疲れさま。