遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

ウォーキングの効用

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画像は、ウォーキング中に撮った景色。今年の紅葉の美しさはいまひとつで、天候不順と下がりきらない中途半端な気温のせいだと思います。

しかし、ここ数日の寒風はさすがに12月らしいもので、ウォーキングの前半は肌寒くて、少しだけジョギングに切り替えています。

私と同年の男。ジムに熱心に通っているのですが、それに加えてウォーキングを始めたようです。万歩計兼カロリー計をいつも携帯して、1日1万歩を目標にしているようです。彼は、ジム通いを止めてもいいと思います。

ウォーキングのメリットは、
○ひとりでもできる。(夜の一人歩きは要注意)
○時間も場所も選ばない
○お金がかからない(シューズはきちんとしたものが必要)
○体への負担が少ない、けがや故障のリスクが少ない
○年齢や性別関係なくできる
○簡単にできる
○転倒リスクが少なくて安全である

また、ウォーキングの効用は以下のとおりです。

■ダイエット(減量)
ウォーキングを20分以上続けた頃から、エネルギー源がグリコーゲンから、からだに蓄積されている脂肪にシフトされ始めます。つまり、からだに蓄積されている脂肪が燃焼を開始するのです。努力次第では、体脂肪の減少が継続し、肥満が解消します。

■脳の活性化
歩けば血液の循環がよくなります。同時に脳を刺激してくれます。使わないからだは退化するばかりです。また、認知症の予防や回復にも効果があることが医学的にも証明されています。脳を使えばボケないと言われますが、足を使えばもっとボケないようです。

■筋力づくり
私たちの筋力の衰えは、からだの下部に行くほど大きくなります。ちなみに、ふくらはぎの筋肉が衰えるスピードは、肩の筋肉の3倍といわれています。「老化は脚から」といわれるわけです。
骨がもろくなる骨粗しょう症がよく話題にのぼりますが、自分の全体重を受けとめながら運動することによって、骨に適度な負荷(抵抗)がかかります。刺激を受けた骨の周りの筋肉も収縮運動を繰り返します。その結果、血液中のカルシウムを骨に付着させる動きや骨密着度を上げる効果があるといわれています。
また筋肉を鍛えれば、熱中症にも耐えられる。

メタボ解消、糖尿病・前立腺がん・大腸がんの予防に効果があり、長寿にもつながる

健康管理は、ウォーキングに始まりウォーキングに終わる、と言ってもいいと思います。