遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

女子W杯準々決勝を快勝/なでしこジャパン

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なでしこジャパンは実にいい仕事をする。

FIFA女子W杯、日本VSオーストラリアとの準々決勝は、1対0の僅差で勝利したが、内容はかなりの差があった。FIFAランク10位のオーストラリアと同じく4位の日本の差は、ランキングどおりの差だった。

地元カナダや北米のメディアは、先のオランダ戦の日本のゲーム運びを「芸術的」と称賛しているという。

「本当にアーティスティックだった。自分たちの素材を全て用いて、絵画を描くようだった」
「90分間美しいプレーだった。ゴールだけではない。ポゼッションの仕方、相互理解、スペースの作り方。見ていて実に楽しい試合だった」
「今大会で最も美しい試合」

今日の試合もそれ以上の称賛を得るだろう。最後までパスワークが機能していたし、全員が生き生きとしていた。厳しい練習をこなしてきたことが一目瞭然。加えてチームワークも完璧。今日までの全得点すべてが異なった選手が挙げたもの。ピッチ上の11人は、本当にいい仕事をする、彼女たちに元気や勇気をもらえる。ありがたい。

まだまだ楽しめる。