遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

話し好きな庭の管理人

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昨日から、実家の、血族ではない親戚付き合いの家の主人葬儀のお手伝い。

私より一回りほど年上のご主人は、元大工さん。持病はあったものの、身体の地力はあったようなのだが、あろうことか食パンの誤嚥で急死された。要するに、食パンがのどに詰まり窒息死された。ご養子さんだったが、私とは40年余りのお付き合い。

実家地元の各家を手分けして回り、お通夜と告別式の日時を触れて回る。その玄関先で、「それはお気の毒な」となり、ところで「父は元気か」「娘たちはどうしているか」と、私の家族の近況報告も交えての葬儀のご案内。お年寄りの女性の相手は長話になる。20軒以上も訪問しなければならないので、残念だが早々に話を切り上げておいとまする。

夏の庭をきれいにされている家のお方は、なぜか話し好きが多い、さもありなん。お通夜は終わった、長い一日だった。