遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

チューリッヒ美術館展の風景画4点

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画像は、「チューリッヒ美術館展」での風景画で、左上から右へ、セザンヌゴッホホドラームンクの作品。

windowsの「ペイント」の編集機能を使って縮小率を調整して、大きさの異なる4作品を、無理やり一枚の画像に押し込めてみました。
それにもかかわらず、どれも個性あふれる魅力ある作品であります。

生まれは、セザンヌがフランス、ゴッホがオランダ、ホドラーがスイス、ムンクノルウェー
同時代を生きた作家たちの風景画の競演とあいなりました。
私は若い頃からセザンヌが好きなので、私の個性はこの4枚の作品でたとえてもセザンヌ作品に最も近いと思います。

好きな作品に自分が近づくのか、自身に近いので好きになるのか、どちらかよく分かりませんが、自由な片思いは良いものであります。


【作品データ】
ポール・セザンヌ(1839-1906)
「サント=ヴィクトワール山」 1906年 63×83㎝

「サント=マリーの白い小屋」1888年 33.5×41.5㎝

◇フェルディナント・ホドラー(1853-1918)
「ケ・デュ・モンブランから見たサレーブ山」 1915年 66×81㎝

「冬の夜」 1900年 81×121㎝