遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

反原発とドローン事件

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さまざまな場面で、鳥瞰映像によくお目にかかる。そんな映像は、ヘリコプターや小型飛行機や一人乗りのエンジン付きパラグライダーで上空から撮影したり、クレーンの先にカメラを取り付けて撮影するというのがかつての手法だった。しかし今は、カメラを搭載したドローンを使うのが一般的な撮影方法のようである。

野生の動物たちを上空から撮影しても、彼らを驚かさないし、普通の手段では到達できないようなところの撮影が可能であり、ドローンを使った映像は画期的である。

Amazonは、ドローンを使った商品配送の実現構想があるという。利用者側からいえば、そんなに急いで配達してもらう必要はないのだがなぁ。

しかし、アメリカの無人攻撃機誤爆で無実の民間人を殺傷したり、無人化により状況判断ができないドローンの短所も注目すべき。日本では、原発内の偵察に行ったきり返って来ないドローン車も存在していて、これは日本らしいお粗末エピソードである。

お粗末といえば、首相官邸のセキュリティ管理もお粗末の極みで、空からの攻撃には無防備だったことがこのたびの「ドローン事件」によって証明された。
これは、「個別的自衛権」の問題なので、私たち護憲派もぜひ改善されることを要求する。

一方、ドローンを飛ばして官邸に不時着させた男もお粗末極まりない。
原発の運動に水を差す行動である。この事件の容疑者は、単なる愉快犯程度の男。世間騒がせの材料なら、反原発でもなんでも良かったのかもしれないほど脆弱な動機だ。
「だから反原発派はお粗末なんだ」とひとくくりにされるのは心外で、反原発運動とは一線を画す今回のドローン事件なのである。

それにしても、単純に趣味としてこういう機械を飛ばしたり、走らせたり、泳がせたりするのは、愉しいかもしれない。価格は1万円前後から。