遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

快適ストレスレスチェア/エコーネス

イメージ 1

「家具屋の喧嘩」は、株主会議でとりあえず一件落着し、創業者の娘社長の手腕を拝見というステージに移行した。

さて、30万円の腕時計かそれと同額の椅子をプレゼントされるとしたらどちらを選ぶだろうか。私は30万円のとあるブランド椅子をお願いする。
その椅子は、大塚家具には置いてない椅子で、ノルウェーのエコーネス(EKORNES)というブランドのストレスレスチェア(オットマン付き)である。

父親が脳梗塞で緊急入院し、右半身が不自由になったが、一命は取りとめてリハビリ施設を後にしてわが家に帰ってきたころに、父親用にヤフオクで中古のエコーネスを落札した。それが2007年の4月で、いまからちょうど8年前のことだった。

実はその前に形の良いノーブランドの椅子を父親用に落札したのだが、3日も持たずに腰や背中が痛いと訴えられ、私もその椅子にトライしたがあえなくギブアップした。快適さで定評の北欧家具なら大丈夫だろうと、その次にストレスレスチェアを落札した。6万円くらいだったと記憶(この椅子は新品で買えば20万円近い)。

そのチェアは名前通りストレスがないようで、ノークレームで父親は使い続けていた。

それから5年後の2012年の夏に、今度は私のためにまたもやヤフオクでストレスチェアを落札した。それは以前のものよりグレードが高く、肘かけにはオプションのサイドテーブルまでセットされたもので、競争相手がないまま10万円で落札(こちらは新品で30万円近い椅子)。

現在は、2012年に後で落札した高いグレードの方を父親が、2007年に落札した当時すでに中古で、さらに父親のお古のものを私が使用している。

父親も私も、自宅にいるときはほとんどこのチェアに座っている。私は、テレビを見たり、膝にパソコンを置いてネットサーフィンしたり、仮眠をしたり、本を読んだりと、すっかり椅子生活になってしまった。自宅に引きこもっている日は、この椅子に延べ12時間以上座っている。今もこの記事はこの椅子に座って膝の上(ラップトップ)のPCで書いている。

わが家は新品で買えないのだが、2007年と2012年の時点ですでに中古品だった椅子が、いまだに現役である。ブランド高級時計よりわが家では価値があるのである。