望月義夫環境相と上川陽子法相は二十七日の衆院予算委員会で、国の補助金交付が決まっていた企業から二〇一三年、それぞれが代表を務める自民党支部で献金を受けていたことを明らかにした。寄付を受ける政治家が補助金の交付決定を知っていれば違法となる恐れがあるが、知らなければ法的には問題はない。外国人献金はそのような事情は関係なく、受ければ違法となるだけに、制度が大きく異なる。 (東京新聞 2015年2月28日)
私たちは「知りませんでした」という言い訳が通じない法律でがんじがらめにされている。
■中谷防衛相 文官統制 規定廃止批判に反論
中谷元防衛相が二十七日、防衛省設置法にある「文官統制」の規定は戦時中の軍部暴走への反省によるものではないとの考えを示した。これは、近く閣議決定する同法改正案でこの規定をなくせば、政治が軍事に優先する「文民統制(シビリアンコントロール)」が弱体化するとの批判に反論する狙いがある。文官統制は文民統制を支える重要な考えだけに、発言には批判が集まる可能性がある。
記者 「文官統制の規定は軍部が暴走した戦前の反省から作られたのか」
中谷氏 「その辺は私、その後生まれたわけで、当時、どういう趣旨かどうかは分からない」
(東京新聞 2015年2月28日)
「憲法が作られたときには私は生まれていなかったので、その趣旨は分からない」との中谷大臣。分からないって、あなた…敵前逃亡はいけない。
そういう逃げの言葉に、国民は騙されないことも分かっていない。
自分より国民の方が賢いとはゆめゆめ考えていない節がある。こんな男に防衛大臣(や首相)を任せておけない。