2月18日の東京新聞「平和の俳句」
戦争はすべての季語を破壊する
二村 吉光さん(87) 東京都文京区
<いとうせいこう>自然のめぐりを感じる人の心を、戦争は奪う。これは鬼気 迫る実感の一句。
<金子兜太>季語は平和の詩語。戦争になったらひとたまりもない。
<tosboe>この句のインパクトにはっとする。小説や詩や俳句から平和や幸せ を享受できることに感謝。
年の暮れ近くに送られてくる年賀欠礼状。亡くなられたご親族の享年を見ていると、80代後半から90代がほとんど。日本は長生き大国だと実感する。
ご高齢の方には、存命中に少しでも戦争体験を語っていただきたいと思う。