遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

一度は行きたいウユニ塩湖/ボリビア

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長女のスカイプを利用した英会話のフィリピン在住の若い先生と、一度は行ってみたいあこがれの地の話で盛り上がったとか。

その憧れの地の会話の中で、長女がよく知らない場所があったという。
レッスン終了後に「どこか塩の湖みたいなきれいなところ知ってる?」と長女に訊かれる。
私も何かで見知った塩湖で、どこの国のなんという湖か忘れてしまったのでネットで調べてみた。

その美しい塩の湖は、ボリビアの「ウユニ湖」(もしくは「ウユニ塩源」)であった。ここは標高約3,700mにある南北約100km、東西約250km、面積約10,582km²の広大な塩の平原で、見渡す限り白い平坦な土地が続いている。アンデス山脈が隆起して取り残された海水が干上がってできた、広大でまっ平らな塩の平原である。

この広大な塩の平原は、最も高いところと低いところの差が50㎝で、ほぼ真っ平だという。そこに雨が降ると、雨水はどこにも流れないで、塩の平原の上にとどまり続ける。そのとどまった雨水と塩の平原でウユニは1枚の大きな鏡のようになる。

私はかつて、その雨上がりのウユニ塩湖が「天空の鏡」になった映像を見て感動した。青い空と白い雲が、上下シンメトリーにどこまでも広がっていく光景はため息が出るほど素晴らしい。

感動のため息をつくために、世界中の善良な男女がここを訪れる。善良な男女たちなのでまだ荒らされていないと思われる。

ここは、秘境である。もし行かれるのなら、乾季(7月〜10月)を避けて雨をもとめて雨季に行かれることをおすすめする。天国が待っている。