遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

日本もこれからはどうなるか判らない

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パリの新聞社銃撃事件を受け、犠牲者の追悼集会での「私はシャルリー(襲撃された新聞社名)」のメッセージ。この事件の犠牲者にご冥福を祈りたい。

イスラムの過激グループが巻き起こす血なまぐさい事件は、後を絶たなくなってきた。(ロシア製の自動小銃カラシニコフの製造数は1億丁以上と言われている。)

この事件。CNNではそのニュースや空恐ろしい動画がずっと流れている。銃撃戦の動画は、事件周辺にいた目撃者がfacebookに投稿したものらしい。この事件はパリの新聞社への襲撃という個別の事件かも知れないが、自分たちとはっきり敵対していたり、敵対している国をサポートしている国には、無差別にテロを仕掛けてくるかもしれない。

生の銃声を聞いたことのない私。日本に生まれて生きてきて、今までは平和だった。だからこそ、集団的自衛権を行使するなどと、軽々には言ってはいけないのである。これからはどうなるかはわからないよ。

国境を何度か越えたことがある。ベルリンの壁が消滅して10年ほど経過した頃、ウィーンからブタペストにバスで行ったことがある。国境で長い銃を持った兵士(警察かも知れない)がバスに乗り込んできた。バスの乗客の顔とパスポートを入念にチェックしていた。兵士は私たちが日本のパスポートを持っていることを認めると、ノーチェックでバスを降りた。

かつて日本はそういう国だった。