今日はクリスマスイブだというのに、寒空のもと、独りで釣り池に居ました。クリスマスは世界中が平和でいいなと思ったのですが、イスラム国はクリスマスなんて関係ないのだから、平和でもないところがあちこちにあるのだ。
などと考え事したくなるほどヘラブナは釣れず、陽がかたむき始める前に帰りじたくをしようかなと思っていたら、何かがバシャと水に落ちた。次にその波紋の中心から小鳥が飛翔。その小鳥、なんとなんとカワセミでした。
私の釣り池の近くには、交通量の多い国道が走っているのですが、この釣り池はぽつんと自然が残るスポットです。池には、ヘラブナ・モロコ・ブルーギル・ザリガニ・ソウギョ・カメなどの水生生物が生息していて、今日も、ハクセキレイやヒヨドリが飛び回っていたのですが、まさかカワセミと出会えるとは…。イチローと出会ったことはないけど、会いに行けばどこかで会えそうな気がするが、まさか私の人生でカワセミと出会うことがあるとは予想だにしませんでした。
先日、NHKの火野正平の「にっぽん縦断 こころ旅 とうちゃこ」で、鹿児島の永吉川で正平一行がカワセミと遭遇した映像を見たばかり。自転車で長く旅をしていると、カワセミと遭遇することもあるんだ~~と、うらやましい思いで番組を見ていたので、今日の偶然にとても驚きました。
私は池の端っこで土手に向かって釣っているので、池にアプローチしてくる小動物を見かけることが多いのです。今日出会ったカワセミは、水中ダイブを2回も見せてくれて、どこかに飛んでいきました。冬場の食糧難で、わが釣り池へ遠征に来たのでしょうか、小さくてきれいですばしっこくて、くちばしが長くてかっこいいカワセミでした。