わが家のヤマモモの実が、枝で完熟しはじめた。一雨ごとに実がボロボロと側溝に落ちるので、掃除は欠かせないのだが、道行く人に愛でていただいているようでなんともうれしい。
何日か前に車で帰宅した際に、パラソルを差したご婦人がまあとばかりに枝を見上げたばかりのところに遭遇。目が合って目礼。
その前日には、小さな女の子を連れた若いお父さんが通りかかって、落ちた実を清掃中の奥さんに
「これは何の実ですか」「食べてもいいですか？」「この子にも食べさせます」と、自分が食べて味見した後に、小さな娘さんにも食べさせたという。酸っぱいですからと言っても、いえ大丈夫ですこれも経験ですからと、お父さん。
けさは資源ごみ出しで通りかかったご近所さんご夫婦(私たちと同年配）と、ヤマモモ談義。そのご夫婦家では、今年初めて杏子が実を付けたとのこと。悦ばしいことである。
