遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

宇治散歩/三室戸寺

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土曜日に、次女が三室戸寺平等院の散策を楽しんだようで、2日遅れで私たちもほぼ同じルートを散策。何度も宇治を訪れているが、自発的に観光で来るのは初めて。

休日を避けて月曜日に宇治にやって来たが、観光客は決して少なくなく、「老老老若男女女」といった割合で初夏の行楽を愉しまれていた。

6月中は、JR宇治駅から三室戸寺までの直行臨時バス「あじさい号」が運行されていて、とりあえずはそのバスに乗って寺まで直行。バスに乗リ合わせた三婆さんが、「帰りは宇治川経由で平等院まで歩きましょ」と話すのを聞いて、私もそうしようと決心する。

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三室戸寺の境内に在るあじさい園は、50種1万株のあじさいがほぼ満開で、大きな針葉樹の木立ちの足元に清楚に群生していて見事であった。
境内には蓮(はす)の鉢も所狭しと並べられており、満開の時期を間近に待っている風情であった。もうすぐ、あじさいとの共演が楽しめそうだった。
6月中は、土日のみ19時から21時までライトアップタイムが設けられている。

この寺は、ツツジ(2万株)やしゃくなげが満開の頃も参拝客が後を絶たないそうで、次はその季節に来ようと思う。