遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

祝!田中将大メジャー初勝利

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トロントでデビュー
マー君のデビュー試合は、トロント・ブルージェイズのホームでの開幕試合だった。
25歳の若者の海外での初舞台は、ほぼ満員のお祭り気分のアウェイのスタジアム。野茂のデビューの時ほどでもないにしろ、久々にドキドキと緊張してしまった。


■いきなり被本塁打
メジャーでの初球は、左バッターの外角低めのいい直球でストライク。簡単に1アウトを取るだろうと思っていたら、高めに浮いたボールを簡単にホームランされた。さすがはメジャー。田中はメジャーでの初対戦打者にホームランを打たれた。
MLBはドラマチックです。


■チャレンジ
今年から採用された「チャレンジ」と呼ばれるビデオ判定システム。今日の試合では、イチローの一塁でのアウトの判定でヤンキースの「チャレンジ」が行使され、ビデオ審判の結果セーフに判定が覆った。そのチャレンジで一塁に生きたイチローがホームに生還して、ヤンキースは逆転に成功した。
高校野球も含めて、日本の審判の判定には「エッ」と思うことが多いので、日本の球界こそ、このチャレンジシステムを導入すべきだと思う、それも直ちに。


■還ってくるイチロー
今日のイチローは、ヒットで3回塁に出て2回ホームに生還した(2得点)。昨日の試合も、2安打で2得点。今季は4試合中まだ2試合の出場。今日は好機で2度凡退もしたけど、打って走って守ってホームに還ってくることのできる40歳をもっと使わないと!ヤンキース


■ともあれマー君まず1勝
本人も言うように前半バタバタしていたが、途中キャッチャーとコミュニケーションが取れてからは、落ち着いて投げていた。なにはともあれまず1勝。 
おめでとう。


■バックネット裏
バックネットをとらえたカメラの左端には、穏やか感じの中年の日本人(?)カップルが時々映し出されていた。いい雰囲気。その他、バックネット裏の人たちの、ゆったりと野球を楽しむ姿にナイス! わが甲子園球場の雰囲気とは別物(笑)。