遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

今日が私のハッピーエンド

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3月29日に、「ごちそうさん」の最終回放送。主人公の旦那が復員するのかどうか気になっていたが、最終回でようやくおいしそうな豚を抱いて妻の許に帰ってきた。意外と、さらりとした夫婦の再開シーンだったが、日本中の涙を誘ったのではなかろうか。
そうなのです、戦争は大事な人を失うかもしれないのです。ハッピーエンドで何よりだった。


消費税3%が導入されたのが1989年(平成元年)4月1日。1997年(平成9年)4月1日から5%になり、今日で5%時代が終わる。明日から消費税8%時代の幕開け。計算に弱い私は、早く10%になってほしい(冗談)。きょうTVで参議院決算委員会をちらっと見たが、税金の無駄使い政治家がごろごろTVに映し出されていて腹が立った。馬鹿な首相や財務大臣を見ていると、年金制度の改悪は時間の問題のような気がする。 


ボーイング747(通称ジャンボジェット)は、今日が最終フライトで、国内の航空会社から姿を消すという。ジャンボは1969年2月に初飛行したというから、私が働きはじめるずっと前から世界の空にお目見えしていたことになる。私が初めて乗った飛行機は、ANAのあのロッキード・トライスターだったが、ジャンボにはその後、びくびくしながら何度も乗っている。お疲れさま。


笑っていいとも!」が今日で最終回放送だった。1982年から続いた放送は32年間の歴史に幕を下ろした。テレホンショッキングには一度もお声がかからなかったが、番組終了はいまが潮時だった。出演者も視聴者も、お疲れさま。


というわけで、本日をもって私の職業人としての最終日を迎えることとなった。きょうは、新しいジャケットで、見ごろとなった万博公園へ花見に出かけた。
26日の公的な小さな送別会には、意外な人も駆けつけてくれ、おかげで、最後のあいさつには感極まってしまった。退職すると決めてずっとさみしかった感情が小爆発した。「残念だ」「もったいない」と声をかけてくれた人たちに感謝の念でいっぱいである。これまたハッピーエンドだった。明日から馬鹿でも許される人間になる。
間違いなくハッピーエンドはやって来る、それまでガンバレ現役諸君!