遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

楽しみなソチ五輪

 
ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ女子は、高梨沙羅が22日の大会で優勝し、今季開幕から3連勝と無敵の強さを発揮した。いま絶好調で、ソチ五輪で失速することを心配してしまうほどだ。最大のライバルで、ひざを手術しW杯を休んで調整中のサラ・ヘンドリクソンの動向が心配でもある。オリンピックに間に合わせてくるだろうから、これまた気がかり。
高梨が何事もなかったかのように金メダルを取ってくれるような気もして、今からドキドキする。
 
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男子も頑張っていて、ノルディック複合(ジャンプ&距離スキー)の選手たちも頑張っている。なかでも、渡部暁斗(わたべあきと)は、ここ2大会で、連続3位と実力通りの闘いを繰り広げている。上の画像は、21日のW杯。この混戦を抜け出し、渡部は3位に入った。彼は、ジャンプもスキーもともに強くて、バランスのとれた一選手。弟の渡部善斗(よしと)もいい選手で、男子の団体競技もメダルに期待がかかる。
 
個人的にはあまり興味がないが、フィギュアスケートも日本の男女選手とも期待が持てそうだ。がんばれ。
 
 
カーリング女子(北海道銀行)は、先だっての五輪最終予選はハラハラしたが、何とか代表に滑り込んだ。ママさん選手二人が中心で、若い選手ものびのびプレーできていて、チームワークがとてもいい。いつも一歩前を歩いていた中部電力チームを、五輪予選出場権をかけた一戦で破って、見事五輪出場を果たした。底力を発揮して、ソチではなんとかメダルを取ってほしい。
 
というわけで、2月7日開幕のソチ五輪が楽しみな今日この頃である。
それにしても、アジアの片隅の四季のある小さな国の小さな選手たちが、ノルディックスキーや氷上のスポーツが世界の上位にランキングされている。豊かな国だということか。いつまでも豊かであってほしいものだ、がんばれニッポン。