遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

カー・オブ・ザ・イヤー/VWゴルフ

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私が決まって自動録画する番組。
「開運なんでも鑑定団」と「日曜美術館」と釣り番組が2本と「100分で名著」と「カーグラフィックTV」。
録画はするけど隅から隅まで見るわけではなく、テーマや内容によっては、早送りで飛ばしたり、まったく見ないで削除するのだけど、骨董や美術品やアートや釣りや本やクルマが好きなのである。
 
「カーグラフィックTV」は、1984年に始まった自動車番組で、松任谷正隆と『カーグラフィック』誌元編集部員の田辺憲一が変わらず司会を務めている。ナレーターの古谷徹(「巨人の星」の星飛雄馬役)も、最初の2年を除いてずっと声だけの出演を続けている。オープニングの番組テーマ音楽は松任谷正隆の作曲になるもので、いつ聞いてもかっこよく心地いい。
 
私はこの番組を30年間近く見続けている。この番組の主役は、もちろんクルマ。
毎回案内役の松任谷と田辺は、番組で取り上げた車に乗って、操作性や乗り心地など細かいチェックをして感想を言い合う。必ずしも二人の意見は同じ方向ではないのだが、私の愛車ゴルフについてはいつも合格点を入れてくれる。と言うより、二人が悪く言わない車を選んだのだけど。
 
で、今年の日本カー・オブ・ザ・イヤーが先日発表された。驚いたことにホンダのフィットを抑えて1位に輝いたのがフォルクスワーゲンのゴルフ。60人の審査員のうち、37人がゴルフに満点の10点を付けた。松任谷正隆も審査員に名を連ねていて、彼もゴルフに10点を付けていた。
輸入車日本カー・オブ・ザ・イヤーに輝いたのは初めてのこと。輸入車というハンディを考えると、得点差以上の実力を評価された車だということのようだ。
ちなみに、今年のワールド・カー・オブ・ザ・イヤー、欧州カー・オブ・ザ・イヤーのグランプリもVWゴルフだったので、ゴルフは3冠達成だった。
 
来年3月で車検切れになるわが愛車ゴルフ。まだ7年しか乗っていないし、飽きも来ていないけど、新しいゴルフを見たら目の毒だろうな。
1位  フォルクスワーゲン ゴルフ (フォルクスワーゲン グループ ジャパン株式会社) 504点
2位  ホンダ フィット/フィットハイブリッド本田技研工業株式会社) 373点
3位  ボルボ V40 (ボルボ・カー・ジャパン株式会社) 167点
4位  メルセデス・ベンツ Sクラス (メルセデス・ベンツ日本株式会社) 149点
5位  ミツビシ アウトランダーPHEV (三菱自動車工業株式会社) 99点
6位  マツダ アテンザマツダ株式会社) 96点
7位  トヨタ クラウン ロイヤル/アスリート/マジェスタトヨタ自動車株式会社) 59点
8位  フィアット パンダ (フィアット クライスラー ジャパン) 27点
9位  スバル SUBARU XV HYBRID (富士重工業株式会社) 18点
10位  MINI ペースマン (ビー・エム・ダブリュー株式会社) 8点