遊びをせんとや生まれけむ

あらゆる芸術の士は人の世を長閑(のどか)にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。夏目漱石

モルダウ・運命・新世界/プラハ放送交響楽団

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現在来日中のプラハ放送交響楽団美しい国からようこそ日本へ。
 
その大阪でのコンサートに出かけました。
 
日時 2013年6月23日(日) 14:00 開演 13:00 開場
会場 ザ・シンフォニーホール

大阪ならではのこってりプログラムで、久々の生オーケストラ。
 
ベートーベンのロマンティシズム、あの国に生まれて西洋音楽を聴いて育ったら、ああいう旋律が生み出せるのだろうかと、幸せをかみしめる。
 
新世界のおなじみの2楽章の郷愁あふれる旋律に、想像でお隣さんの手を取りプロポーズする、のもありかも知れない。プラハの女性奏者のコーラングレオーボエより5度低い音の出る楽器)の旋律とオーケストラの伴奏に、会場全体がうるうる状態。
第4楽章のきらきら旋律では、ホール全体が血沸き肉躍る。
 
こってりというより、きらきらうっとり、いいプログラムだった。