Y市の橋
昭和18年 油彩・キャンバス 61.0cm×73.0cm
戦時中軍部から戦争画を描けと命じられた松本竣介(1912-1948)は、
「画家は腹の底まで染みこんだ肉体化した絵しか描けぬ」と、それに従わなかった。
昭和18年 油彩・キャンバス 61.0cm×73.0cm
「画家は腹の底まで染みこんだ肉体化した絵しか描けぬ」と、それに従わなかった。
耳が聴こえなくて徴兵検査に通らない男の怒りや悲しみは如何ばかりだったか。それは、想像の域を出ないが、
「抵抗画家」と呼ばれることに、そんな次元は超えているよと、松本は違和感を持ったかもしれない。
「抵抗画家」と呼ばれることに、そんな次元は超えているよと、松本は違和感を持ったかもしれない。
あと何作か、彼の作品を紹介したいと思っている。